ウソの国-詩と宗教:st5402jp

キリスト信仰、カルト批判、詩のようなもの、思想・理念、数学・図形、などを書いています。

年寄りです。1954年2月24日、長崎市の生まれ。17か18歳で、佐世保で洗礼を受けたクリスチャン。現在、教会へ行っていない逸れクリスチャン。ブログのテーマは、キリスト信仰と、カルト批判が中心です。ヤフーブログから移行してきました。ブログは、2010年からなので、古い記事も多いです。

イメージ 1
私が最後に乗っていたオートバイです。阿蘇にて。
 
イメージ 2
私が最後に乗っていたスクーターです。天草にて。
 

私は子供のころにリウマチ熱にかかって後遺症で
心臓弁膜症残りました。他にもいろいろ・・・
40代前半に書いた詩のようなもの。
いきなり暗い話しですいません。
 
  あの夜と病       戸田聡
 
幼いころ
母と汽車の旅
窓から見た
蒸気機関車の
機関室から吹き出す炎
あの夜とともに
 
母の背にいた
幼い頃ではなく
小学生の私がいた
痛くて足が動かなかった
 
癒えていた確かに
進学し就職した
それだけで孝行息子と
恵まれていると喜んでくれた父と母
 
確かに
耳の遠くなった父母に
今更の病は信じられないことだ
私も詳しく説明はできない
でも追い越し
やがて遮るだろう
 
この類(たぐい)は
自業自得のようでもあり
誰も責めようがない
親不孝に親不孝を重ねて
むしろ恥ずかしい
 
勝ったつもりか病よ
だがお前と私が同じ体にいる以上
お前も恥ずかしい代物(しろもの)だ
私が最後に意識を失うまで
勝負だ 言っておくが
私の恥は
お前の憎々しい喜びほど
軽くはない
 
消してみよ
あの夜を
 
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で、追い越されたわけですが、
壊れながらも、まだ生きています。
 


深夜2時になるというのに
夜更かししているのは誰ですか。
 
私です。
 
プロフィールの好きなものに
「小学校~高校レベル数学つまみ食い」を書き加えました。
ということで?今日はちょっと算数クイズと数学問題です。
 
解答例は私のHP「「ウソの国」」→「拙い数学のページ」
に載せたものです。
http://ww7.tiki.ne.jp/~satoshi/math.index.htm
解答例は間違っているかもしれないので、その場合は
御一報(コメントでも)いただければ幸いです。
 
----算数クイズ(小学校レベル?)----
 
問題:(小学校レベル?)
記号は何を使ってもよいとして
 数字「4」を4つ使って
 0から10までの自然数を表してください。
ヒント:0~10は、+-×÷と( )で。
 「44」を使うのも可です。
解答例は
http://ww7.tiki.ne.jp/~satoshi/4wo4tutukatte0-100.htm
 
問題・算数計算クイズ(小学校レベル?):
2桁の整数AA×1桁の整数B=3桁の整数2AB
正の整数A,Bを求めなさい。
      AA
   ×  B
   ――――――
     2AB   (十進数表記)
ヒント:計算式で範囲を絞る方法もありますが、
 上の式の計算過程を2段で表すほうが簡単です。
 もっと簡単な方法もあるかもしれません。
解答例は
http://ww7.tiki.ne.jp/~satoshi/sansuukeisanquiz.htm
 
----数学問題(高校レベル?)----
 
問題:(テレビより)(高校レベル?)
n本の輪ゴムを立方体に巻くとき
直角に交わる輪ゴムの交点数の最大値を求めなさい。
またn=10^m本の場合の交点数最大値を求めなさい。
ヒント:輪ゴムを巻く方向は3方向になります。
解答例は
http://ww7.tiki.ne.jp/~satoshi/1-wagomuworippoutaini.htm
 
問題:(高校レベル?)
円の中にn本の直線を引くことによって
分割される領域数の最大値を求めなさい。
ヒント:1本,2本,3本、・・・と書いているうちに
 規則性も見えては来ると思いますが、解答例は別の方法です。
解答例は
http://ww7.tiki.ne.jp/~satoshi/enwochokusendebunkatu.htm
 

「記事に登録できない文字が含まれています。」
というエラーが出てから、
どこが問題なのか探すために
分割して仮投稿して試してみた。その結果、
「目に見える一体何が」の行の「一体」が
元の作にはなく、それがエラーの原因だと分かった。
でも「一体」を抜いたものが、
なぜ「登録できない文字」になるのか。
差別的な表現とでもいうのだろうか。
文脈を読まない機械的処理だろうが、
どうも納得のいかないことであった。

 
  基督像            戸田聡
 
誰も助けてはくれない
誰にもおろしてもらえない
痩せた項(うなじ)は地にうなだれ
蒼白の瞳はかすかに見開かれながら
ずり下がる手足の痛みに耐えていなければならない
 
どれほど多くの乾いた唇が
彼の名前を掠めていったことだろう
どれほど多くの黄色い視線が
彼を横目に見たことだろう
そして頁をめくるような夥(おびただ)しい粗い舌が
彼を指して唱えたのだ
「ユダヤの王」あるいは
「わが救い主」と
 
彼はなぜ耐えているのか
彼は何を待っているのか
それでも扉は開かれている
どこに向かって あるいは誰に
 
 *
 
息を切らして
開かれた扉から
駆け込んできたのは一人の少年である
熱く紅潮した顔が彼を見上げる
少年の汗まみれの手に
握られているのは一冊の聖書だ
 
「主よ 私です
 私は来ました」
 
信仰告白は
上気した額の上で
まるで天国を見たかのように
見知らぬ夢に向かって語られていた
少年はまだ信じている
本当は基督よりも自分の元気を
少年はまだ知らない
彼の聖書(テキスト)が答えない
多くの悲劇について
 
 *
 
礼拝堂から街へ
宿命のように降りている階段を
少年も今しがた降りていった
 
人のいない礼拝堂の中で
去っていった少年の面影を
まだ見おろしている
基督像
 
たとえその動かぬ指先に
ふるえる朝の歌がよみがえったとしても
目に見える一体何が
それを少年に伝えるだろう
 
何も変わってはいない
誰も見送りはしない
くずれ去っていくもの
新たに生まれる何か そして
彼をとどめる絆(きずな)のために
基督の歌が歌われるのは
このときであるから
 

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「基督の歌」は以上です。
 

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