なぜ私はこんなにまとめて投稿するのだろう。
1.暇だから。
2.壊れつつある心身を抱え
 何か奇跡的とさえ思えるほど
 今も死なずに生きている。
 いつまで投稿できるか。
 いつ出来なくなるかわからない。
 いろんな意味で人間には寿命がある。
3.HP、ブログ、ML,といった、ネットの世界の、
 はかなさを思うから。消えたサイト、HP、
 更新されないブログ・・・等々
4.私は、ジコケンジ野郎だから。
 自己存在・未完成・未消化・未熟・未決・・・の
 安定剤では癒されない末期症状?
まだあるような気もするが、また・・・よくわからん・・・
 
 
  逆行        戸田聡
 
二輪車にバックギヤを付けて
エンジンをかけて
それでも君はペダルを踏む
遡れ
遡れ
もう前も後ろもない
平衡は保てない
君は転倒する
未来へと
 
(1998年3月31日、HPにアップ)
 
 
  駆けよ        戸田聡
 
君は足りないもののために喜ぶだろう
満ち足りることのために悲しむだろう
たまらず君は駆ける
走りながら強(したた)か転ぶ
前のめりに顔を潰す
鼻も唇も擦り切れる
血が流れて止まらない
そこが元の場所だと知る前に
傷んでいるのは君の背中だ
 
(1998年3月31日、HPにアップ)
 
 
  山へ、そして夕方、夏     戸田聡
 
暑い
ただそれだけの理由で
夕刻からバイクで山を目指す
日差しはまだ強い
山上へ向かう近道を走る
気温が下がっていくのが体感できる
山の上は曇り
涼しい
景色もいい
だが束の間だ
まだ暗くなるまでには間があるのだが
そうじゃない
雨が降りそうでもないのだが
そうじゃない
一人では山の上で格別することもないし
そうじゃない
一つの柵(しがらみ)を捨てたときから
すでに解放されたはずだった
帰る
という習性はプログラムの
バグの欠片のようでありながら
染み付いている次元の時限で束縛する
下りてゆく
下界への道
下り坂の前に
恵みとも罪とも罰とも付かぬまま
終わりに向かって巡り続けることを
しばし忘れさせ
また忘れさせて
返ってきた蒸し暑さの向こうに広がる
涼やかに確実に移ろいゆく
この日山上に置き忘れた
ひとときを見下ろしてくるひととき
 
(1998年7月7日、HPにアップ)