経験の永遠
 
いたるところで
至らないし
いついかなるときにも
限りがあるゆえに
この世に生きて
永遠を知るのは
死を超えるもの
死を超えさせるものだろう
 
それは死ぬときだけか
そこに一刹那の夢を見て
消え去るだけなのか
 
生きて永遠を
夢ではなく
そのとき急速な蒸気の
一筋に広がる向こう
かなたに自らはなく
ここに残るものもなく
こなたに自らはなく
生きていながら
死のない
ひとときが
もはや時ではない
さえぎるもののない
解き放たれて限りない
 
永遠は長さではなく
無限は大きさではない
あったような気が
有限にも永遠が
 
つくづく
尽くせないものだな
 
(2011年02月07日)
 
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風景や、生命の光景に感じたり
芸術とか文学とか
信仰とか出会いの不思議さとか、等々、
私が味わいきれていないもので
・・・・・・
0.9999・・・=(0.3333・・・)×3
    =(1÷3)×3=1 とか
(偶数の数)=(整数の数)の半分 とか
の話ではないのですがね・・・
つくづく尽くせないものだな