ちょこっと「讃美の家」批判:
「扉を開いた人 福沢諭吉の生涯(1) 」など
 
あの人も合理性を否定したり肯定したり大変だな・・・。
踏み絵は踏むのかな・・・
異教については合理性で平気で踏みつけて、
自分の偶像や迷信については考えないということか。
そんなものは自分の信仰にはないと言い張りたいのか。
真面目な異教徒が
絵踏みみたいなことを要求された場合のことは考えないのかな・・・
自分の人間としての合理性や非合理性について、
つまり人間性について、どう考えるのだろう。
 
「陰険」が止むを得ないみたいな引用と乱用や書き方をして、
気づき改められる「陰険」まで正当化するつもりだろうか。
 
経験が重なって出来た隠蔽・改竄・陰険体質は
自己(の信仰)正当化に固まって、しばしば片落ちです。
さらに
思いにおいても行為においても
基本的な片落ちを認めない人は
信仰においても、ますます陰険です。
 
というわけで、というわけでもなく、
考えても嫌になることから、ひととき離れたいのか、
今回の記事は人間の合理性というか、また数学です。
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 無限の問題が
 有限の問題に
 そして計算しているうちに
 特徴に気づく
 特定の場合だけに当てはまること
 そこからまた考え始める
 
 無限を有限に
 さらに規則性に
 数学は
 多くそういう
 神様からの?
 気づきのプレゼント
 
テレビ「たけしのコマ大数学科」からの最近の問題
 
問題:
 
平方数の十の位と一の位(下2桁)の数の和が偶数のとき、
一の位は、いかなる数になるか。
(1桁の平方数は、十の位が0とする)
 
 
解答例:
 
自然数N=10A+B
(整数A≧0,整数Bは1から10まで)
と表される。
N^2=(10A+B)^2
 =100A^2+20AB+B^2
この中で下2桁に関係するのは、20AB+B^2 ――――(1)
 
さらに整数A≧0は、A=10P+Q
(整数P≧0、整数Qは0から9まで)
と表される。(1)に代入して、
20(10P+Q)B+B^2=200PB+20・QB+B^2
この中で下2桁に関係するのは、20・QB+B^2 ――――(2)
 
(2)で、無限の計算が、Q:0~9、B:1~10、だから、
つまり10×10=100回の計算になる。
無限が100回になったのだから手が届くと計算し始める。
すると気づく。Bが2,8,10のときだけ題意に沿う。
 
BとB^2を書き出してみる
 
B:  1,2,3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10
B^2:1,4,9,16,25,36,49,64,81,100
 
Bが奇数のとき、B^2も奇数
つまりB^2が、1,9,25,49,81 は、
十の位は偶数で、一の位が奇数である。
(2)の20・QB=10×2QBで、2QBは偶数だから、
  十の位が偶数で、一の位は0である。
(2)のように、これを足すと、
十の位は偶数で、一の位は奇数になり、
下2桁の数の和は、奇数になるので題意に沿わず、除外してよい。
 
したがって、B^2が偶数のとき、つまり
B^2が、4,16,36,64,100、について
すなわちBが偶数のときの
(2)を考えればよい。
 
B=2のとき、(2)は、40・Q+4
 十の位は偶数で、一の位は4である。
 これは題意に当てはまるので、一の位4は答えの一つ ―――(3)
B=4のとき、(2)は、80・Q+16
 十の位の数+一の位の数=偶数+1+6で奇数となる。
つまりB^2の十の位が奇数では、(2)の下2桁の数の和は
偶数+奇数+偶数=奇数となり、題意に当てはまらないと分かる。
B=6のとき、B^2=36 十の位が奇数なので当てはまらない。
B=8のとき、(2)は、160・Q+64
 十の位も一の位も偶数なので、一の位4は答えの一つ ―――(4)
B=10のとき、(2)は、200・Q+100
 十の位も一の位も偶数0なので、一の位0は答えの一つ ――(5)
 
以上(3)~(4)(5)より、一の位は、4または0 ―――(答え?)
 
(※ 最初の式から表すと、
 N^2=(10(10P+Q)+B)^2
   =100(100P^2+20PQ+Q^2)
    +20(10P+Q)B+B^2
=100(100P^2+20PQ+Q^2+2P)+20・QB+B^2
の下2桁、つまり(2)の20・QB+B^2を考えたことになります。)
 
(2011年08月14日)