私は解けませんでしたが、
テレビの解き方が面白いと思ったので載せてみます。
 
テレビ「たけしのコマ大数学科」の最近の問題「L型」
(答えはテレビで確認済み。
 解説は全部理解したかどうか分かりません・・・)
 
問題:
図1のように、L字型の図形がある。
その面積を直線で3等分するとき、
Vの長さを求める。
 
 
イメージ 1

 
解答例:
 
図2に示すように、台形の面積は
 中心線×高さで求められる。 ―――――――――――――(1)
 
イメージ 2

図3のように、点と長さを定めると
図3の中に示すように、
L字型図形の面積=84
その3分の1は、28となる。
図3と(1)より

上の台形の面積から、c=5 ――――――――――――――(2)
右下の台形の面積から、a=4 ―――――――――――――(3)
 
△ABCと△CDEは相似だから、図3と(2)(3)より
AB:BC=c:a=CD:DE
 ∴ 5:4=1:DE → DE=4/5 ―――――――(4)
 
 ∴(3)(4)より、求めるV=2+a+DE
      = 2+4 + 4/5 = 34/5 = 6.8 ---(答え)
 
イメージ 3

またcとaによってAとCが定まることで、
面積を3等分する直線を描くことが出来るということにもなります。
 
( 検算として:
下の折れた部分の面積は、
当然84-28×2=28 になりますが、
台形+長方形+右台形で計算すると、
4×(5-1)+4×2+2×(4-2)=28
また、長方形の重複を考えると、
 4×5+4×2=28 でもよい。
つまりL字型は、
中心線を長い辺とした長方形の和になるということ・・・ )
(図は正確ではないので見た目と計算結果の寸法が合いません。失礼。)
 
 
補足:
L字型図形の
縦の長方形と横の長方形の幅が同じ場合の
面積を3等分する直線の描き方は
図4に示すように、中心線を描くと、
図4の左のL字型図形の面積と、
右の縦と横の長方形の面積の和は等しいことから、
L字型の中心線の縦+横の長さを計算し、
それを3で割った長さを
上と右から点として定めて、
その2点を結べばよいということになります。
つまり、この場合、
幅が一定のL字型の面積は
中心線の長さに比例するということになります。
 
イメージ 4

(2011年09月22日、同日若干加筆修正)
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私はVの長さとそれに相当する縦の長さを考えていたら、
複雑で面倒になってしまって、やめました。
 
刹那的かつ発作的な興味と動機で、ブログを書いたりして、
日々空しく過ごしております。