「エゴ・・除染?・・近況」
 
 
前の記事で「島原大変肥後迷惑」というのを書いたのは
今まで知らなかったという単純な理由もあるのですが、何というか、・・
 
遠くの惨事よりも近くの心配・・とでもいうか、
私が最近痛感し落胆もしていることは、たとえれば、
遠くで一万人が死ぬことよりも、
近くで一人が入院して直接自分の生活に影響することのほうが
よっぽど応えるということ、言い換えれば、
遠くの爆発より、皮膚に小さい針を刺されるほうが痛い
・・前にも書きましたし、ありふれたこと、私のエゴ、自己中心・・
 
 
瓦礫にも放射能は残っているだろう。
 
(SNSに書いたこと)
 
放射性物質というのは厄介なものだと思います。
地中深く埋めてしまうか、
拡散させて薄めるしかないのでしょうか。
 
前者なら地震のときが心配。
後者なら、結局、空気や水や色々なものを介して広がってゆく。
 
放射能は「除染」つまり「汚染を除くこと」は出来ない。
いずれ何らかの経路で拡散していって、それで薄まり、
あとはそれぞれの半減期に従って線量が減ってゆくだけ・・
 
そういうエネルギーを選択すること自体が無理なのではないか
と思ってしまいます。
 
(2012年05月25日)
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近況です・・
母が腰椎圧迫骨折で入院してから5ヶ月経ちますが、
痛みが治まらず、歩行器を使わないと歩けない状態です。
整形外科での入院治療は限界ということで
介護施設への入所を検討中です。今日見学の予定。
 
母は「もう89歳、痛みで何も出来ない、このまま死にたい」と
希死念慮を会うたびに語るようになりました。
母がこんな鬱的なことを言うのは今回が初めてです。
母がそういう思いで動こうとしないことが
かえって痛みに気持ちを集中させて
心因性に痛みが増強しているみたいで
坐薬も神経ブロックも効かないという話でした。
 
母にそんなことを言われると元々鬱の私のほうも気が滅入る。
鬱の程度にもよるでしょうが、
死にたがり屋は死にたがり屋に同情するゆとりがない
・・ここにもエゴが・・親不孝につながっている・・。
 
私は、母の実家に住民票を移し、
若い頃に母を受取人にして掛けた生命保険も
今となってはあまり意味がないし、
払戻金が幾らかもらえるようなので解約するつもりです。
 
市役所に銀行に保険会社にと、
昔は普通に出来た手続き関係が、
鬱と年のせいもあるのかもしれません、
億劫で、なかなか、はかどらない・・
 
治療中心の病院から生活重視の介護施設に移ることで、
話し相手でも見つかって気が紛れれば
むしろそのほうが良いのかもしれない
・・今はそれだけが、かすかな期待・・
 
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2003年、父の一周忌の墓参りのときの写真です。
表情が好くて、まだ元気で、
母の写真の中でいちばん気に入っています。