荒れる
 
 
エキセントリックな常識に
キャンセル待ちされるエアーでは
選択の余地も許されず
瓦礫の一本道を通らねば
明日もなければ今日もないのだ
 
バナーに目を焼かれ
ただれた顔を押し当てて
捺印するプロトコル
 
日和見な形骸に
身を委ねたジェネレーションは
のどかな晴天の日の海から
次から次へと打ち寄せるのだが
塩水の利いた傷口から
火山を見上げて飛沫と散る際に
空の底辺で手を伸ばす
 
わたしたちはやさしくありたかった
 
 
(2013年12月25日)