発散、発散、・・ということで・・
遠い景色
努めて知ろうとする信じられること
それは信じている自らの有様に過ぎなかった
人の間にあるはずの真実が
遠い景色
努めて知ろうとする信じられること
それは信じている自らの有様に過ぎなかった
人の間にあるはずの真実が
人のいない遠い野生に生きているようだ
イメージは汚れた言葉を引きずって
シンクロしない想念はぼろ布の穴だらけ
笛を吹いても引っぱたいても
踊るものもなく跳ねるものもなく
伸ばした手に触れる形は形にならず
目を凝らすほどに視線は閉じられてゆく
駆り立てられただけの脆い声は
喉から体温を奪いながら
むしろ乾いてゆく果てしない炎症だ
荒野から砂漠への
旅立ちに捧げる花は
指圧に血を咲かせて滴るほどに
身を埋めよと風土を返す
(2014年03月26日)
イメージは汚れた言葉を引きずって
シンクロしない想念はぼろ布の穴だらけ
笛を吹いても引っぱたいても
踊るものもなく跳ねるものもなく
伸ばした手に触れる形は形にならず
目を凝らすほどに視線は閉じられてゆく
駆り立てられただけの脆い声は
喉から体温を奪いながら
むしろ乾いてゆく果てしない炎症だ
荒野から砂漠への
旅立ちに捧げる花は
指圧に血を咲かせて滴るほどに
身を埋めよと風土を返す
(2014年03月26日)
(2014年03月27日、一部修正)
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