今だからこそ・・前に書いたことを裏切るように・・
 
 
  虚実
 
 
色があって
 
形があって
 
動いていて
 
音がする
 
それが結果という現実
 
 
味わうべき様々の光があって
 
好ましい輪郭を成して煌めいて
 
移ろいがちで切なくて
 
やさしい声が聞こえたら
 
それが幸福という経過
 
 
(2014年06月23日)
 
 
介護施設にいて時々一時帰宅する母と
うまくいっていなかった。母は私の病気を理解しない。
 
しかも昨日電話がかかってきて手首を脱臼したらしく、
今日、施設から職員同伴で整形への受診予定だった。
さらに明日は予約済みの泌尿器科へ入院予定だったのである。
 
私のほうは相変わらず昼夜逆転の怠惰な暮らしで
昨夜も眠っていないが、今日入院かもしれないと思って
夜は酒を控えて、今朝早く髪を洗って、
どうなることかと気を揉んで落ち着かずにいた。
自分のことだけでも気が滅入るくらいだから
母との関係悪化と母の病気やケガが重なると
気分は最悪だった。
母は私の病気を理解しない。
私は母の病状を理解しない。
 
どちらへ入院なのだろうなどと思いながら、
虚しいし不安でならないのだが・・そんなときに
上のようなことを書いている。何故か・・
こう書こうと思って書いたわけではない。
不安が高じて少し狂ってボケて多幸的な
逃避か退行か先祖返りだろうかとも思う。
あるいは願望か・・(?)
 
先ほど介護施設から電話があった。
整形のほうは骨折だがギプスを付けて6週間ほど
通院する予定とのこと。そのため泌尿器科のほうは
一旦入院キャンセルになったとのこと。
結局、骨折が治る8月頃までは入院しない
ということになった。
 
病者は病者の面倒を見きれない
という私の身勝手さを痛感している。
厄介なことが2か月ほど先延ばしになって
束の間だが安堵しているのだ。
大ごとにはならなかった。といっても骨折である。
母はますます不自由を強いられる。
上の詩のようなものを書いた心の必然は分からないままだ。
 
(2014年06月23日、同日加筆、修正・・)