不信
 
 
誰も信じてはおりません
最初の失意から四十年経ちます
 
あの頃は何かまだ引っかかって
足掻いたりもしておりましたが
 
夏と冬の上り下りの繰り返しにも
何年前なのか分からなくなる思い出し方にも
 
ぼんやりしたり薄くなったり重くなったり
どこからか疲れたのでございましょう
 
笑って言えばよろしいのでしょうか
泣いて言えばよろしいのでしょうか
 
実を言いますと気持ちは時に激しいのですが
顔がふさいだまま動かないのでございます
 
ただただこちらのほうから拒んでいると申しあげましょう
もはや誰も信じてはおりません
 
そのせいか暮らしぶりは荒んでゆくばかりですが
怒りなどの持ちが短くなって見かけ優しさに似たものに・・
 
 
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(2014年08月26日、画像追加)