死ぬのだぞ
 
 
子等は死ぬのだぞ
誰を守るのかも分からぬところで
この子等は死ぬのだぞ
 
死は何名死んだと
知らされるだけなのだぞ
名という記号を知らされるだけなのだぞ
 
死は理屈の一部になったから
子等の身に及んだ死は
ああそうなのかと 死体も見えない
 
敵か味方かも分からぬところで
言葉も通じないところで
守る人のいないところで
 
子等の命は記号に数字に
誰かのための託宣になったから
親たちは吐くだろう
 
 
(2015年08月08日)