人間嫌い
 
 
私は、人間があまり好きではありません。人付き合いは苦手です。生きれば生きるほど、真の望ましい人間関係を結ぶことなど、とても出来ないような気がしてきます。私は、自分という人間が、さらに好きではないようです。しかし、他の人間を見るのが好きなようです。見るだけでは関係ではないかもしれませんが、社交の世辞に溢れている地上世界の有り様は、多くのことを伝えてきます。そのネガティブな考えを書くことで、私の社会適応への寸志といたします。
 
古くからのキリスト教には、二千年もの長い間に、人と信仰集団によって固定されてしまった人工物の価値観が多く混ざっています。奇跡話、恵みの話、よい話、立ち直りの話、などは、大きく扱われ広められます。不幸や自殺や躓きや背教の話は、話題にされなくなります。はっきり言って後者の方が、よほど、信仰を深めるのに重要です。何故なら、これらの都合の悪い話は、多くの人が直面するからです。直面したのに、黙っているのです。そして、直面することにも鈍感になって来て、そうそうあるものじゃない都合の良い話を語らねばならないと、もっと重要な不都合に目を瞑るのです。
 
この傾向は、キリスト教を堕落させる作用があります。その兆候として、都合の悪い話を聞いたときに、表情を曇らせたり舌打ちをしたりすることは、問題に対して正面から向き合う姿勢がなくて、信仰を堕落させる姿勢なのです。
 
信仰者は、どんな問題や難局においても、結局、いつも問われています。
 
では、あなたは、キリストを忘れられると言うのか、と。
 
それこそが、窮極的な答えとなって、信仰者は、この地上を過ごすのです。
 
社交の世辞だけを身につけて快楽を得ようとする者が、キリスト信仰の世界にも、そのやり方を持ち込んで、付け焼刃の聖書語を乱発して、好ましい関係を築いているかのようなふりをしていることがあり、問えば、中身は何もなくて、やはり聖書語をぶつけてくるだけの有り様を見て、これは少なくとも信仰による好ましい人間関係ではないと判断しました。
 
例えば、読者の一人が、はい、分かりました、そうですね、肝に銘じます、といった完全肯定の賛同コメントを書いてきた場合、私は、肯定し過ぎではないかと、ちょっと心配して、鵜呑みにしないように、とか、レスに書くでしょうけれど、その者は、さらに優しい言葉をかけるか、何も書かないか、のようです。つまり、当然と思っていて、説教の成功に酔っていて、喜悦満面で、使命を果たしたという気持ちになるのでしょうか。これは、信仰についてブログに書くことが自己顕示になっている証拠になるでしょう。完全肯定されるというのは、それほど、心配になっても、おかしくないことなのです。
 
私は、日々、何も出来ない自分の愚かさを祈っていますが、その者は、愚かさや弱さや低さや、などといった、信仰者が共有できる自覚を持っていないようです。以前、コメントの遣り取りがあった頃は、いつも、自分が上だということを、皮肉や当てつけで、示してきました。しかも、自分の非を全く認めません。恐らく今まで一度も本気で認めたことはないのではないかと思います。
 
彼は、今、コメント欄も閉鎖して、見ざる、聞かざるのまま、言うだけは、言い続けています。過去の不備や欠点や傷や罪に対して、何の反省も解決もしないで、言い続けることに、勘違いの信仰がもたらす精神病理さえ感じて、近づきたくはないが、放っておけば、社交につられた人々が、また、ひどい目に遭うだろうと、批判を続けています。
 
時々罵詈雑言を思い切りぶつけてやりたいという衝動が湧きますが、それをやってしまうと、却って自分が惨めになるだけなので、しない・・というより、少しは控えています。根拠は示しているつもりですが、どうしようもなく表現は辛辣になります。
 
信仰者として何らかの共感か共有があれば、違ってくるのかもしれませんが、先方にその気は微塵もないようです。彼が、一つ記事を書いたり載せたりするたびに、彼の闇が暴かれ、どうしようもなく、また一つ、本来、神の法廷に捧げられ焼き尽くされるべき闇と偽善のしるしが積み重ねられます。その闇のイメージは、誰が何を批判しようと滅びるのは批判者のほうだと、訂正不能の不感不応の自分を、神に捧げて得意になっている彼の祈りの姿、その苦しいバラ色の変形です。彼は、来る日も来る日も、これでもかと、自分の首を絞めているのです。愚痴も含めて、以上。失礼。
 

聖書語:
聖書に因む言葉を、目的や意義を理解しようとしないで、その表面的な意味だけを、文脈を無視して並べること。とても安易な信仰話を作る素材に聖書が利用されている。
 
 
(2017年04月26日、同日のうちに、あちこち修正)

 
微塵(みじん)
躓き(つまずき)
瞑る(つむる、つぶる)
暴く(あばく)
辿る(たどる)
縊首(いしゅ)
鵜呑み(うのみ)
 
 
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