叫び
 
 
人前での大きな声も
 
一人の小さな声も
 
信仰ならば叫びである
 
神に救いを求め
キリストの同伴を信じ
魂を御手に任せて
 
祈る言葉は
 
讃美であり
叫びである
 
叫ぶのは
いたたまれなくなったから
 
叫ばないではおれないから
 
神の救いが必要で
キリストの同伴が必要で
砕けてゆく先を御手に任せて
 
祈りであり
証しであり
叫びである
 
讃美が叫びになるとき
 
声なき叫び
 
静かな叫び
 
悲しい叫び
 
思い上がりの欠片もなく
 
求め続け
 
かなたで偽善の讃美が
神の名を大声でわめく一方で
 
讃美の形を失って
もはや
安穏のうちに唱えた神聖の名を失って
 
神も仏もあるものか
 
と叫びながら
同伴を信じ続ける信仰もある
 
 
ただ正直に神に向かう一点において
救われるとか救われないとか
この世の信条などすっ飛んで
 
神も仏もあるものか
 
召命された者が行き着く地上の心の崖っぷちである
 
 
背教の叫びは
讃美の告白の裏返しである
 
仲保者なるキリスト・イエスは
そんなとき、愛する者に言われる
 
お前は私を愛するか
 
 
(2018年02月23日、同日一部修正)
 
 
 
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