憐れみ病2
 
2014年04月30日の作です。
フィクションであり、実際にあった会話ではありません。じわじわと意見や見解ではなく、感情的な決めつけの当てつけだということが表れてきます。
 
 
某:
 A先生が心配しておられます。
 
私:
 私の書いたものを見せたのですか。
 
某:
 見せられませんよ、あんなもの・・
 でも神様はあなたを守ってくださいますから。
 
私:
 私の意見を知らずに
 A先生は私のことを心配しているということですか。
 それで「神様はあなたを守ってくださいます」だとすれば
 キリスト者が陥りやすい「憐れみ病」です。
 
某:
 憐れみ病?・・なんですか、それは・・
 あなたのことを心配して言っているのに。
 
私:
 なぜ心配するのでしょう。
 私の意見の内容を知ることもなく
 なぜ心配することが可能になるのでしょう。
 原因のない結果をもたらしているのは
 いったい何なのでしょう。
 
某:
 ですから、あなたがあんなことを書くから・・
 
私:
 「あんなこと」と言ったとき
 私は「憐れまれ心配される人」という
 見なしの行為が前提となっているということです。
 
某:
 いえ決してそういうことではありません。
 私としては
 とにかく隣人愛として考えているということです。
 
私:
 相手の結論だけ強く否定しても
 根拠がなければ、それで済んだことにはなりません。
 否定表現だけでは何の否定にもならないのです。
 
 「とにかく」は、めんどくさいときに
 それまでの話をぶった切る感情表現ですから
 自分の結論以外、何も語ってはいません。
 
 「憐れみ病」は
 やたら憐れむことが善だと思い込む病であり、
 人の憐れみが病んでいるとも言えるでしょう。
 
 憐れむ理由もなく他者を
 「神の恵みに気づかない人」として低め
 ゆえに自らを高くすることです。
 「悟らない人」「かわいそうな人」として
 ありがたい施しを感謝して受け取りなさい
 という態度を身に着けてしまう病です。
 
 隣人愛と言われるが
 この「憐れみ病」は愛とは全く関係ありません。
 これは伝染病なのです。
 私を含めキリスト者なら誰でも
 犯しかねない慢性の過ちによって発症します。
 
 そういう性質ですから
 一度に一つの方法でスパッと切り離すような
 スマートな治療法も予防法もない感染症です。
 だから、人間には「常に(健全に)」は不可能で
 せいぜい慢性化しないように
 折に触れて考え直すしかないのです。
 
某:
 せっかく心配して言ってあげたのに・・
 
私:
 「してあげた病」という名前でもよいのですが・・
 伝道が伝染や宣伝になりませぬように・・
 
某:
 あなただって私をさげすんでいるでしょう。
 
私:
 「あなた「だって」」で
 ご自身の「さげすみ」の「憐れみ病」
 を認めたことになりますが、
 それは言葉の綾か勢いだとしても・・
 
 私は反対意見を言っているだけです。
 黙っていたら恐らく
 いかなる叫びも嘆きも届かなくなるでしょう。
 
 さげすんでも憐れんでもいませんよ。
 ・・少し怒ってるけど・・
 
 
馬
 
当時、2014年、うま(馬、午)年、私、うま年生まれの還暦、失礼・・
今、68歳です。
「馬」という漢字をぐにゃぐにゃっとして見ました。
・・落ち着かない「馬」?最終行の「怒ってる」からの連想で持ち出しました。
 
 
(2014年)
(2022年04月22日、再録+加筆)
 
 
 
  余言?
 
過去百年と、その前の百年を比べてごらんなさい
過去五十年と、その前の五十年を比べてごらんなさい
人類は急速に肥大している
人間の精神性は同じスピードで追いついているのでしょうか
今や人類は片手に自殺の道具、核兵器を握り
もう一方の手で完全に解明されないまま
遺伝子に手をつけようとしている、そういう時代なのです
 
人類は自らを殺す能力を持ちました
神様の御心はわかりません
しかし少なくとも自然は
急速に肥大した人類に
人類がしでかしたことの
責任をとることを迫ってきているのです
 
人類は滅びるのだろうか
いつかはね
人類の滅亡は近いのだろうか
自然が人を育んできた時代や
剣と鉄砲だけで争ってきた時代に比べれば
すでに自滅の手段を持ってしまったのだから
ありえないとは言えないが
それほど馬鹿ではないだろうと思いたい
 
彼ら、次の時代を担うべき人々は
今の時代を動かしている人々が
心配するほど愚かではなさそうだが
安心するほど賢くもなさそうだ
 
未来は
彼らが彼らの責任において
変えていくほかはないように用意されている
彼らを教育し
道を用意して
その上を歩ませようとすれば道を誤り
彼らを指導し
指さして
引き連れようとすれば離れるだろう
 
変えていかなければならないものは多いけれど
変え方を知っている者がいるだろうか
できることは努めて道を整えること
でもどう整えたらよいものか
 
あってはならないことだけれど
仮に人類滅亡の時が来るとして
隣人がみんな死んでいくのに
自分だけ助かろうと思うべきだろうか
むしろ自らの命を失っても
愛する人々が助かるように祈るべきではないだろうか
「命を得ようと思えばそれを失い、」…聖書の言葉だね
あるいは「天に宝を積む」ということか
 
救いであれ怒りであれ
神の力が人に及ぶことはあるかもしれません
人が人の都合で神を選ぶのではありません
神が神の都合で人を選ぶのです
人が神に近づくのではありません
神が人に近づくのです
 
だから神の知恵は人にはわかりません
人の知恵はどこまでバランスをとり
どこまで片寄ってしまったのでしょうか
 
不安と希望に伴われて努める人々
心も体も人間である
百%でもなく0%でもなく
その間にさまざまにいて
その間を揺れ動く人間である
 
いつの世にも
世の終わりまで
彼らとは呼べないほどに
彼らも我らも愛すべき
ただ 人 である
 
 
 
楽山日記へのコメント再録 ( 1.が誰のコメントかは不明 )
1. 隆くんへ 2019年07月26日 22:53(抜粋)
「間違ったら誤ったら素直に詫びて自分正さなくちゃいけない」「それが出来て初めて人間だと それ出来ないなら人ではないと」
「嘘ばかり重ねる君よ 保身だけの卑怯者の君よ そんな君は魅力の欠片もないのに」「失敗した君は 大きな過ちを犯した君は 最大限の償いと最大限の反省と共に 開いた出店を畳むしかないんだよ」「人間で在り続けるのなら 人で在り続けるのなら」
 」
2. 楽山(自由) 2019年07月27日 09:13
反省、謝罪は大事なことだと分かってても、これを実践するのは難しいんだよなあ。恥ずかしながら、自分もそんな風です。これも一種の、人間の性なんでしょうかね。
 
 
反省は「実践するのは難しいんだよなあ」・・でしょうか。そう言って、一生、反省も謝罪もせずに生きてゆくつもりなら、人間ではないと思います。人間として生きておれば、反省するべきことは、いっぱいあります。ごまかしてばかりいると、自分をも、ごまかすことになります。
 
 
 
  落ちる
 
 
ストンでも
ドスンでもいい
落ちるとき
 
擬音語が
付くのは
落ちた先がある
 
こわいのは
音もしないで
落ちるとき
 
知らぬ間に
自分のまわりが変と
気づくだけ
 
落ちても
まわりのせいに
してきたから
 
 
 
 楽山のツイッターですが
 
★こも/楽山日記3
@komo266
なにやら、春氏と田中氏は、HSは洗脳もマイコンもしてないと言いたいらしいが、
大概の信者は、いつもいつもHSの方針に右に倣えするのだから仕方がない。今回でいえば、「プーチン擁護、ウクライナ非難」の方針に異を唱える信者なんてほぼいない。
これではHSではマイコンはないと言っても仕方ない。
午後10:22 · 2022年4月20日·Twitter Web App
 
アンチ芝居の楽山です。楽山は、偏見を、嘘と詭弁で刷り込んできます。悪意、敵意、裏切り、成りすまし、妄想、自己愛、・・悪いものしか表れてこない楽山です。にもかかわらず、他者のことを、上から見下ろして批判して快感を得る、真っ赤な偽物の正義の味方芝居です。
 
アンチ芝居なのに「HSではマイコンはないと言っても仕方ない」というのは、逆の意味にも取れそうな稚拙な表現です。元々が、宗教も信仰も、そして、日本語も、学習という学習を怠けてきた楽山です。いい気になって、今日も、粗雑な文章で、言い得たと思う生業(なりわい)です。
 
★こも/楽山日記3
@komo266
あと、アンチとも普通に話せる信者が多ければ、マイコンはなさそうに思えるけど、
春氏みたいに、退会者は落伍者とし、アンチとみれば全否定してくる信者ばかり目立っている現状では、
「HSはマイコンされてる信者が多く、異論は許さない閉鎖的な集団だ」というイメージを持たないことは無理だね。
午後10:26 · 2022年4月20日·Twitter Web App
 
「アンチと普通に話」・・対立軸が普通に話すのでしょうか。詭弁屋の楽山とは、決して普通に話ができるなどと思ってはいけません。言論の伝染性病原である楽山に対しては、出禁にすること、遣り取りしないこと、1ミリも信用しないこと、それが、必須になります。でないと汚染されるでしょう。
 
 
 
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