誇大的自我
その名は不思議
先のものは後に、後のものは先に。
2017/5/30(火) 午前 8:32
https://blogs.yahoo.co.jp/jordan_nobita/28106848.html
彼は、政治経済社会の記事に、聖書の記事を合体させることで、どこでも通用するように学問と神の御言葉を一つにして語れるようになる、と思っているようです。しかしながら、聖書は、魂の救いを語っており、神のものは神に、カエサルのものはカエサルに、という聖句もあるように、キリストは政治への道を歩まなかった、ということを、自らの傲慢のために気にもしない者によって、ここでも、キリスト信仰は、無節操に、けがされています。まことに、シャローム氏は、自身の誇大妄想によって、キリストを政治の神にして、自らは大政治家になりたいのでしょうか。身の程知らずの慮外者は、ここまで来ました。症状として見てください。
興味深い政治の記事の長い引用のあとで、こんな話を始めます。
>世界はノアの洪水とバベルの塔の崩壊という
>ダブルパンチに直面しているようです。
>間違いなく人間の発想と手のわざによる無限の欲望の充足のレールは
>先細りし、消えつつある。
>それでも強権政治による一国主義によって欲望充足を追求し続けるなら、
>消えたレールの先に待ち受ける世界は想像を超えたカオスと終焉を迎えるだろう。
>人間の欲望追及の手段には政治という必要悪である権力機構は不可欠。
>その権力が人間の欲望充足の手段である限り、政治権力は必ず腐敗する。
>人間一人一人の無限の欲望充足による生活の豊かさを追求するエネルギーは
>政治権力の欲望充足追及となり、必ず腐敗し、
>世界はノアの時代、バベルの塔の時代へ向かう。
欲望が無制限になり、混乱して、腐敗し、それを、ノアの時代、バベルの時代に、喩えたいようです。書いてあることは、高校生にも、そうですね、それはずっと前から言われてきたことで、似たような話を何度も聞いたことがありますが、それが何か?、と言われそうな話。彼シャローム氏は、これで、何か、政治的には卓見、宗教的には預言でも書いたつもりでしょうか。
>壊れた消えゆく既存のレールを修復するのではなく、
>新しいレールを引き直すべきなのか、
>どちらの方向に進むべきなのかを考える個人であり、
>問うべき政治であることが急務である。
誰でも、言いそうな話ですが、急務と言うわりに、具体性がありません。
>欲望充足による生活の豊かさ追及には資源と手段、
>政治というレールが必要不可欠だ。
>しかし、ひとりの人間が生きる豊かさを追求するならレールは無限にある。
>確かにそのレールはこれまでのNO1、第一主義という偽りの前向きのレールではなく、
>見えないひとりひとりの心のありようであり、生き方の豊かさを追求する、
>Only Oneという後ろ向きレールに思われ、発想の転換はむずかしい。
個人の信仰の話をしたいのでしょうか、政治の話をしたいのでしょうか。
>果てしない欲望追及の道は必ず人間の心を支配する政治権力への道である。
>いま世界はその道へと雪崩を打つように突き進んでいる。
>ノアの洪水、バベルの塔の崩壊、次にどのような末路が待っているのかだろうか。
ごちゃごちゃですね。内容は、誰でも考えそうなこと。しかし、誰でも、それだけでは意味がないと分かるから、言うことに遠慮のあること。預言者気取りの身の程知らずが、以前から、書いている、自分と同じ信仰を持つことが解決策だ、という自説。その上での、末路が待っているぞ、という脅迫です。哀しいほど、新しいインパクトも、説得力も、人間を動かす力も、まるで持たない大言壮語。
>
「経済成長」至上主義から抜け出せない人たちは、私の主張を「後ろ向き」だと言いますが、歴史の歯車が逆回転した今、これまでの基準で「後ろ向き」の人が「前向き」になるのです。経済も成長を追求することで、後退する「逆説」の時代に突入しています。今まで見たことのない時代がやってくるわけですから、今あるものが「無限」に続くという発想から、転換しなくてはならないのです。」
<
これは、シャローム氏が書いた文章ではなく、前半の政治の記事からの引用です。筆致の違いが分かるでしょう。難しいけれど、経済成長が限界を迎えた今、これまでの大規模な生産と消費ではなく、これまでのやり方からは後ろ向きとも言えそうな地道で堅実なやり方で生存を計ることのほうが大事ではないか、というようなことでしょうか。私も理解とまでは言っていないようです。失礼。
彼シャローム氏は、言葉の表面の類似だけを持ってきて、「先の者」「後の者」という聖句にぴったりだと思ったのか、有頂天で聖書の引用をするのですが、全然違うと思います。また言います・・バカじゃないの・・哀しいほど幼稚に短絡した思路。
>
イエスは彼らに言われた、
「よく聞いておくがよい。世が改まって、人の子がその栄光の座につく時には、
わたしに従ってきたあなたがたもまた、十二の位に座してイスラエルの十二の部族を
さばくであろう。おおよそ、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、
もしくは畑を捨てた者は、その幾倍もを受け、また永遠の生命を受けつぐであろう。
しかし、多くの先の者はあとになり、あとの者は先になるであろう。]
(新約・マタイによる福音書19章28~30節)
<
先のものが後になり、あとのものは先になる、とは、
(マタイによる福音書、口語訳)
21:31
このふたりのうち、どちらが父の望みどおりにしたのか」。彼らは言った、「あとの者です」。
イエスは言われた、「よく聞きなさい。取税人や遊女は、あなたがたより先に神の国にはいる。
(マタイ21:31、新約聖書)
後と先の問題は、この聖句と関係があり、救われる民の先頭に立つ信仰者より、救われると思われていない低められた者たちのほうが、先に神の国に入るだろう、という意味の逆説的な「先の者」「後の者」ではないかと、私は、思っています。これを、すっ飛んで、政治の誇大妄想にしてしまうような、彼シャローム氏は、いったい、後にも先にも、残れるのでしょうか。
>世が改まるとは、人が神の栄光の座につく時代が終わり、
>この世界と人間を創造し、
>統べ治めておられる人の見えざるいのちと心の豊かさの根源であられる方を
>人の心の思いと生き方の栄光の座に迎えるときである。
で、結局、すっ飛んで終末のことを、彼シャローム氏は書きたいのです。
>わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、もしくは畑を捨てた者
>~~を捨てる者とは、すべての人の思い、
>人の方法、手段、人による支えを手離す者は、
>その幾倍も受け、いのちを受け継ぐことが出来ると言われているのです。
政治の、経済の、社会の話は、どこへ行ったのでしょう。また、聖句は、信仰のために専心して、世俗的欲求の支配を受けないことを書いていると思うのですが、彼シャローム氏の言うことには、信仰のためには人の助けを借りてはいけないそうです。人を無視して侮辱して平気でいるのが彼シャローム氏ですが、それはいいのでしょうか。他の人よりも上、という神の立場へ近づこうとし、その立場でしか物を言わなくなっているようです。自ら人間であることを否定した発言。
>しかし、消えゆく欲望追及のレール、道を歩む多くの先のものは後になり、
>見えざるこの世界と人間を創造し、統べ治めておられる人のいのちと心の豊かさの
>根源であられる方を人の心の思いと生き方の栄光の座に迎えるあとの者は
>先になるであろう言われたのです。
後先を、欲望追求の問題として書き、心の豊かさの根源の神という掴みどころのない話に、ぼかしてしまっています。自分は神を迎えるのだと言いたいようです。人が迎えるのではなく、神の国は、神が御心に適った人々を迎えるところではないのか。いつから、神を迎えるほど、彼シャローム氏は、偉くなったのか。また言います・・バカじゃないの・・
これが、彼の聖書理解なのです。こういう迷惑な人がいて、誰よりも大仰な書き方をしてくるのです。今、関わっている人がいたら、この妄想家シャローム氏から、できるだけ早く離れてください。彼は、政治の記事を勝手に巻き込んだ珍解釈もいい加減にしてほしいし、もし何か言いたいなら、批判を許容するか、でなければ、自分の部屋に閉じこもって、誰にも見せずに、壁に向かって豪語しておればよい。
おかしなことを言う奇人変人と言われる人も、思い込みの強い人も、それなりに、自分はおかしなことを言っているという自覚がぼんやりとでもあり、その分、言動に小ささや低さが表れるほどの弁えがあれば愛すべき人々です。彼シャローム氏には、それが全くありません。おかしなことを言って、何度も指摘されても、いつも余裕があるかのように高ぶって人を侮っているだけです。
教える高みを改めない彼シャローム氏のような迷惑な人が、いちばん信仰と福音を駄目にします。鶏が何度鳴いても気づかない人です。はらわたが流れ出ても気づかない人です。キリスト者として恥ずかしくて見ていられない。今日は、この辺で。失礼。
(2017年05月31日、同日一部修正)
戯言(たわごと、ざれごと)
適う(かなう)
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