憂い
 
 
若者は虫歯が痛くなり
老人は歯が無くなる
 
若者は食べ物の味を気にするが
老人は食べ物の硬さを気にする
 
若者は肌の色と荒れを気にするが
老人は肌があれば気にしない
 
若者は前に足を伸ばして進むが
老人は前に倒れるのを
足をつっかい棒にして進んだことになる
 
若者はソファーの上に跳ぶことが出来るが
老人はソファーの上にいつも落下している
 
若者は慌ててトイレに駆け込むが
老人は慌ててトイレの前で濡れる
 
若者は疲れて眠るために
老人は眠るだけなのか知らないまま
 
目を閉じる
 
 
 (2016年06月27日)
 
 憂い(うれい)
 慌てる(あわてる)
 
 
(2019年09月20日、一部修正再録)
 
なかなか、書くのが難しくなってゆくようです。
 
 
  近況 20190920
 
 
今日は、月一回、母が介護施設から内科に受診する日。
 
私は、6月に原因不明に体調を崩して、不完全に回復してから、筋力の衰えが目立ってきて、家の中もヒョコヒョコパタンパタンと歩く感じで、外に出るのも億劫で、家は、市の指定ゴミ袋を買いに行かないために、ゴミ屋敷に近くなっている。
 
7~8月は、母の顔を見ていないので、いくらなんでも、ということで、昼ごろ、私は、タクシーで先に病院へ、しばらく待つと、介護士同伴で、福祉車両の車に乗って、車椅子の母が病院に来て、診療が終わるまで付き添っていた。
 
女性の介護士さんは、ネットで見た可愛いカワウソによく似ていて、顔も体格も、ぽっちゃりしていて、明るく元気な人だった。予診、検査、診察と付き合って、まあ、私が役に立つことは何も無かったけど、むしろ、私のリハビリみたいな感じで、とにかく、歩行という運動にはなったようだ。
 
台風が来るので、帰りは雨が激しくなってきた。天気がよかったら、外出したついでに、ゴミ袋を買おうと思ったが、タクシーでまっすぐ家へ。
 
一応、きれいではないが、着てゆく服があり、きれいではないが、歩ける私がいることが分かって、お金とティッシュと薬を携帯しながら、贅沢にもタクシーを使ったが、近くへの買い物なら、歩いて行けそうなので、台風が過ぎたら、ゴミ袋を買いに出てみようと思う。
 
暗く考えて自分を卑下しても仕方ないから、些細なことでも、6月よりはマシ、という希望的観測を残すことにして、このまま順調なら、部屋にも母の座るスペースが出来るから、来月は、前のように、母が家に一時帰宅して、昼食に、いつもの握り寿司でも一緒に食べようと思っている。
 
あの病院、顔で選んで雇っているのだろうか。受付嬢は、特に美人だ。チラリチラリと見て、目の保養というか、看護師さんたちも、上述の介護士さんも、顔が生き生きしているのを感じるので、見るなら、美人に越したことはないが、明るく元気な姿を見ていると、待ち時間も気にならないだろう。好印象の女性が活動しているのを見るというのは、これは、確かに、待ち時間が結構長いことを考えると、その対策としても、なんだか、・・いい感じかもしれない。
 
さあ、早く、ゴミ屋敷を脱することが出来ますように。
人類にとっては、取るに足らず、見る価値もなく、実際、見る人などいない弱い私の一歩だが、
私にとっては、これから長くはないであろう余命の、死活を左右する、大切な一歩なのです。
そのアホみたいな一歩を踏まなければ、次の一歩はないのですから。
 
 
(2019年9月20日)
 
 
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