楽山の幼稚
 
 『モラル・アニマル(上)』ロバート・ライト著
 2020年07月11日 楽山日記(LD)
 http://mn266z.blog.jp/archives/25482573.html
 
 
今回も、楽山は、いかんなく、自覚のないモンスターぶりを見せています。
 
楽山の論理めいた詭弁は、扉を、その外見だけから、取っ手を握らず、開けないままで、先は空しいと言うのに似ています。扉を開けて中に入るのが面倒で、机上で、中の部屋を、決めつけて満足しています。一切の労苦をしないで、真理を得たと思いたいだけの幼稚さです。
 
本書では主に進化心理学の立場から男と女の心理について考察しているが、あっと驚かされる話が沢山披露されていて面白い。たとえば誤解を恐れずに大雑把な言い方をすれば、一夫多妻は女性に有利で、離婚は男性に有利だとか、結婚相手に求めることは男と女とではどのような違いがあるかなどだ。こういう話は実に面白い。
 
楽山は、あっと驚いたのだそうです。しかし、このような楽山の発言に、全く信頼性がないことが、一年余りの批判によって、明らかになってきたのです。
 
楽山が、あっと驚くことは、小学生なら、驚くかもしれないが、中学生なら、あまり驚かず、高校生なら、舌打ちをするようなことでした。自己満悦しかない者というのは、本当に困りものです。
 
楽山が書いていることを信頼しないでください。男女のことは、単純に割り切ることは出来ない、という当たり前のことが、楽山の頭にも心にも入っておらず、実に、安易に、自己満で、分かったとか、面白いとかいうのが、楽山の嘘っぱちの特徴なのです。
 
ただ著者の語る人間観については、人によって合う、合わないははっきりわかれることになりそうだ。たとえばまず著者は、人の心について次のように規定している。
 
人によって合う合わないがあるのに、なぜ、上では、男女のことを面白いと肯定するのでしょうか。主張の一貫性がなく、ばらばらなのも、楽山の特徴です。つまり、楽山には、一定の主張というものはないのです。その時その場で、適当に言葉の字面を並べているだけなのです。
 
利他主義、同情、共感、良心、公平などの感覚は、すべて遺伝子を基に生じている。
(『モラル・アニマル(上)』ロバート・ライト著、竹内久美子監訳、小川敏子訳、講談社、1995年、p.33)
 
遺伝子を基にしていることを知っても、予測など付かない、ということを、楽山は、考えることが出来ない人です。それで、次のようなことを言うのです。
 
おそらくは、人の精神について他の生物とはまったくの別物とし、なんらかの崇高な存在に由来すると考える人にとっては、このような人間観は承服し難いものだろうと思う。
 
崇高な存在に由来するとは、神と信仰のことでしょう。また、反キリストらしく嫌がらせの当てつけをしています。
 
こういうことを言って、自分は真理を知っているんだ、と思い込んで満悦するのが、哀れなほど低レベルのままの楽山であります。
 
そこで、止まってしまうから、誰とも共感を持ち得ないのですが、無反省で訂正不能の楽山は、そのことを無視して、学習も成長もなしに、自身の鈍い停滞を神?として、自分は、他者と違って、崇高だと思い込んで、他者を軽く見て、自己満足しているのです。
 
間違っても、楽山の、低レベル、停滞、自己満足と満悦、他者の軽視、などと、同様になってはいけません。それこそが、人格破壊による、人間の、あらゆる機能の鈍麻から停止につながります。決して、楽山のようになってはいけません。
 
また著者は、人の自由意思についてはこう書いている。
遺伝子とは、無意識のうちに私たちを動かすものなのだと頭に入れておいて欲しい。そうすれば、セックスだけに限らずさまざまな領域で、自分たちは操り人形だということがわかってくる。かろうじて手にすることのできるわずかな自由といえば、人形遣いの論理を解読することだ。
(同上、p.65)
 
楽山は、このことで満悦し、賛同しているのでしょうか。だとすれば、呆れます。
 
操り人形だと分かることも、操り人形ではなく自由意志だと思うことも、操られているだけの必然であるならば、結局、操り人形であるかどうかを考えること自体が無意味だという理路が、楽山は、分からないのです。
 
またしても、いつものように、自らの辻褄に、短絡して、酔い痴れて、のぼせて、満悦する楽山です。酷いインチキの詭弁です。
 
このような、何も良いものをもたらさない空論は、確かに、楽山の好むところではあります。意味の帰結を考えず、とにかく、結論を出して決めつけることだけが、楽山の快感なのでしょう。それで、悟ったような気持ちになるのでしょう。浅はかです。
 
恐らく、楽山は、生きることに何の望みも見い出せないのでしょう。だから、毎度毎度、気持ちの悪い詭弁の言説をもって、信仰を卑しめるサディストになっています。
 
今回は、操り人形という詭弁を語って、絶望を広め、絶望仲間へと誘いたがっているのです。楽山の言を読んでも、真実と希望の欠片も受け取ることはない、つまり、全くの無責任が楽山だということを知ってほしいと思います。
 
これはドーキンスの『利己的な遺伝子』で語られている人間観と同一のものだろう。
いくら個体レベルでは利他的に見えたとしても、遺伝子は一貫して利己主義を貫いている。
(同上、p.240)
 
遺伝子に利己があるのでしょうか。遺伝子を見ることも計ることも出来ない楽山が言っています。
 
喩えであってもなくても、遺伝子の利己主義が、人間の利己主義につながるわけではないのは、次元が違うのだし、かつ、遺伝子をモニターも出来ないのだから、常識があれば、当然のこととして、分かるはずなのです。
 
しかし、利己主義の自己中の楽山は、利己主義という言葉だけで、自らの自己正当化が成ったかのように、大発見?であるかのように、驚くべき理解?だと思い込んで、酔い痴れて、"残念だが、これが真実だよ" と言わんばかりに、書いてくるのです。
 
真実への、真っ当な追求が出来なくなった楽山は、殆ど、裸のピエロです。
 
これも上と同じ人間観だ。
 
見たことも分かったこともない遺伝子なのに、遺伝子に規定されているというだけで、総ての結論を得たかのような気分になり、その結果、虚無に陥り、努力を怠り、何も実のあることを学習できなくなって、都合の良い文言を、本を見て漁っている楽山の惨劇が表れています。
 
先に述べた通り、こういう考え方には人によって合う合わないはあるだろうが、自分はこれをユニークかつリアルに感じるタイプではある。これが進化心理学というものであるなら、もっと知りたいとも思う。
 
ユニークかつリアルではなく、未熟かつ幼稚なのです。分かっている自分という前提があると、こうなります。その後の学習を怠ってきた楽山の、これまでと、これからの、経過は、恐らく、とても悲惨です。
 
人間の心…たとえば「利他主義、同情、共感、良心、公平」、信仰、愛情、希望、うそ、エゴ、怨恨、懐疑など、崇高または下劣なあらゆる心理を、超自然的な何かを持ち出すことなく、進化論で説明できるとしたら、実に面白く、興味はつきない。
 
楽山は、"興味は尽きない" と書いていますが、それは、真実の興味ではなく、自己満悦欲求に過ぎません。自己愛性に凝り固まると、このような人格になって、あらゆる間違いが噴出してきます。
 
人間の心理を、進化論で説明することは出来ません。個別と全体、人間と人体、という、追究のワールドが全く異なります。それに、心の問題は、"論" で尽くすことは出来ません。楽山は、それも分からないのです。楽山の異常性の病理は、増幅してゆくようです。
 
楽山が欲しているのは、自分は偉いんだという満悦だけですから、そのうち、今度は、現実の市井(しせい)で、悟り?を語り始めるかもしれません。だまされた人々と、自己中のお仲間も、巻き添えになるのでしょう。
 
精神病院に収容されるでしょうか、恐らく、否です。人格障害は、医療では治らないので、扱わないでしょう。犯罪行為に及ぶまで、野放しになる可能性が大です。
 
楽山の人格の低格化は、凄まじいものがあると思います。それとともに、羞恥心もなくなり、今後、さらに絶望への妄想を、むやみに押し出してくることが予想されます。
 
関わらないことと、批判することと、情報を敷衍(ふえん)すること以外に、出来ることはないようです。楽山は、情緒も理性も、まともではなく、危険人物です。どうか、近づかないでください。
 
 
※ 近況、ぼやき:
 
言ってくることは、来てください、電話してください、行ってください・・とか指示するだけで、守れないと、こちらの事情を話した後でも、入院は来週いっぱいで終わりです・・とか脅してくる。書類だけ抱えて、自分の手は汚さずに指図だけする、ワーカー(活動員)じゃなくて、クラーク(事務員)に過ぎない。いや、もっと悪いかもしれない。
終わりです・・って、じゃ、来週いっぱいで解決しなければ、病院は、歩けない母を、裏口から放り出すんでしょうか。今の医療と福祉行政、そういう仕組みになっているんでしょうか。
 
 
(2020年07月13日)
 
 
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