ウソの国-詩と宗教:st5402jp

キリスト信仰、カルト批判、詩のようなもの、思想・理念、数学・図形、などを書いています。

カテゴリ: 震災関連


  「エゴ・・除染?・・近況」
 
 
前の記事で「島原大変肥後迷惑」というのを書いたのは
今まで知らなかったという単純な理由もあるのですが、何というか、・・
 
遠くの惨事よりも近くの心配・・とでもいうか、
私が最近痛感し落胆もしていることは、たとえれば、
遠くで一万人が死ぬことよりも、
近くで一人が入院して直接自分の生活に影響することのほうが
よっぽど応えるということ、言い換えれば、
遠くの爆発より、皮膚に小さい針を刺されるほうが痛い
・・前にも書きましたし、ありふれたこと、私のエゴ、自己中心・・
 
 
瓦礫にも放射能は残っているだろう。
 
(SNSに書いたこと)
 
放射性物質というのは厄介なものだと思います。
地中深く埋めてしまうか、
拡散させて薄めるしかないのでしょうか。
 
前者なら地震のときが心配。
後者なら、結局、空気や水や色々なものを介して広がってゆく。
 
放射能は「除染」つまり「汚染を除くこと」は出来ない。
いずれ何らかの経路で拡散していって、それで薄まり、
あとはそれぞれの半減期に従って線量が減ってゆくだけ・・
 
そういうエネルギーを選択すること自体が無理なのではないか
と思ってしまいます。
 
(2012年05月25日)
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近況です・・
母が腰椎圧迫骨折で入院してから5ヶ月経ちますが、
痛みが治まらず、歩行器を使わないと歩けない状態です。
整形外科での入院治療は限界ということで
介護施設への入所を検討中です。今日見学の予定。
 
母は「もう89歳、痛みで何も出来ない、このまま死にたい」と
希死念慮を会うたびに語るようになりました。
母がこんな鬱的なことを言うのは今回が初めてです。
母がそういう思いで動こうとしないことが
かえって痛みに気持ちを集中させて
心因性に痛みが増強しているみたいで
坐薬も神経ブロックも効かないという話でした。
 
母にそんなことを言われると元々鬱の私のほうも気が滅入る。
鬱の程度にもよるでしょうが、
死にたがり屋は死にたがり屋に同情するゆとりがない
・・ここにもエゴが・・親不孝につながっている・・。
 
私は、母の実家に住民票を移し、
若い頃に母を受取人にして掛けた生命保険も
今となってはあまり意味がないし、
払戻金が幾らかもらえるようなので解約するつもりです。
 
市役所に銀行に保険会社にと、
昔は普通に出来た手続き関係が、
鬱と年のせいもあるのかもしれません、
億劫で、なかなか、はかどらない・・
 
治療中心の病院から生活重視の介護施設に移ることで、
話し相手でも見つかって気が紛れれば
むしろそのほうが良いのかもしれない
・・今はそれだけが、かすかな期待・・
 
イメージ 1
2003年、父の一周忌の墓参りのときの写真です。
表情が好くて、まだ元気で、
母の写真の中でいちばん気に入っています。
 
 
 


ブログ「日常×非日常」に書いた私のコメント
 
まず同ブログの記事「脱原発とは脱原爆のことである」
に書いた私のコメント :
 
 
母が入院という個人的な出来事以来、私は、
たまに数学・・という程度に逃げている感じで申し訳ないですが、
孤軍奮闘されてますね。
 
ずっと前に私のブログ「理念・断片」に書いたことですが、
「原発は安全だよ。事故の確率は数億分の1だから。」
   ↓
「原爆も持つだけなら安全だよ。抑止力だから。」
   ↓
「原爆も止むを得ないときは小さいものなら使うべきだよ。」→ドカーン!
なんてことにならないように、
恣意的な流れを作る動きに警戒しなければならないと思います。
 
前にも書いたけれど、今後、
「日本の原発は安全だから、あの程度で済んだ。」とか
「あの原発事故は天災によるものだから、原発自体の安全性は問題ない。」
などという詭弁を許さないように注意したいものです。
 
2012/1/18(水) 午後 0:49[ st5402jp ]
 
 
次に同ブログの記事「チェルノブイリの真相」
『チェルノブイリの真相~ある科学者の告白~』
同ブログ記事の中の映像リンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=lStauJUSz6A
 
私のコメント :
 
リンクのほうは、まだ見てないのですが、
前にテレビで、放射能がモスクワに及ばないように
人工雨を降らせて方向を変えたとかいう話を聞いたことがあります。
まだ被害は続くのでしょうね。
 
原爆は爆発そのものの怖さもありますが、
核の被害は時間的にも空間的にも限定できないから、
また後になって被害が出ても、それが放射能による被害かどうかも
確認しにくいところが、
人の問題もあり、過ちを常とする人類に核は手に負えない
と・・私が脱原発と反原爆を考える主要な理由です。
さらに
中性子爆弾という街は残して人だけを殺す兵器も現実にあるそうだから・・
 
すみません。気持ちに余裕がないので・・そのうちリンク見ます・・
 
2012/1/18(水) 午後 1:07[ st5402jp ]
 
 
レガノフ回想録1~4と
25年後に脳の病変という映像を見てみました。
「杜撰」「悲惨」「隠蔽」→さらなる「悲惨」という感想ですが、
こういう映像を見ていると、
こんなひどいことが起こったんだ
・・と感情が反応しがちです。それで
こんなひどいことが起こったんだから脱原発だ
と言えば、仮定の話ですが、
「日本の原発はチェルノブイリとは違う。
 さらに何重にも安全対策がなされている。実際、福島原発事故では
 チェルノブイリほどの犠牲者は出なかったではないか。」と返される。
この仮定の反論のおかしいところは、まず、
「出なかった」という過去形・・
安全性を高めるという名目で原発を維持しようとする人々、
前の記事のコメントのような流れを作ろうとしている人々は、
今は無理かもしれないが、一日も早く
福島のことを過去にしたいのではないだろうかと思います。
 
2012/1/19(木) 午後 1:16[ st5402jp ]
 
 
V様にとっては地元だから失礼を承知で書くならば、
東日本大震災も阪神淡路大震災も
地震とそれに伴う津波や火災だけならば
大規模で大変で時間はかかるけれど、
被害は時間的空間的に限定されるでしょう。結局
復旧・復興・更なる防災対策へ・・と道は決まっているし、
それ以外にはないと言えるでしょう。
しかし
原発事故が絡んでくると、人災になり、
上のコメントにも関係しますが、
飛散した放射性物質がある限り、また
ラディオアクティヴな核燃料がある限り
被害と被害の可能性は、どこまでいつまで続くか分からない
という考えに今のところ至っています。
 
2012/1/19(木) 午後 1:18[ st5402jp ]
 
 
私事で恐縮ですが、
私の父方の叔母さんは長崎の被爆者だったそうです。
「そうです」という曖昧な書き方しか出来ないのは
心の病もあり、疎遠で、詳しく知らないからですが、
最後は乳癌で亡くなりました。
しこりと違って皮膚が爛れる変わった乳癌で、
Paget病というやつだったかもしれません。
それで、
変わったタイプの癌だったこともあるのか、
母は、心の病はともかく、乳癌は原爆のせいだ
と思っていたようです。
それは・・確かめようもないことだろうと思います。
偶然だとも、原爆のせいだとも、・・
それこそ被爆者全員の追跡調査をやって厳密な統計を取って、
分かるかどうかというレベルの話だろうと思います。
その場で症状が出ない場合、時間が経つと
確認できない怖さが放射能にはあります。
 
福島では厳密な追跡調査・・するんでしょうかね・・?
 
うまく書けませんでした。また書く気になったら書きます。失礼。
 
あ、ここまでの私のコメント、ブログに書こうと思っております・・
 
2012/1/19(木) 午後 1:20[ st5402jp ]
 
(2012年01月19日)
 
 
 
 

元々読者嫌いで、知識が乏しく専門家でもない私が
原発事故、等々、の
極めて重大な問題について語るのは、とても難しいことです。
似たようなことを書くことになりますが・・・
 
各地で脱原発が叫ばれているようです。
叫び続けることが大切です。
それによって辛うじて抑えられるものがあるから。
 
一方で
政治家や思想家にならなくても、
政治や思想に騙されることのないように
今持っているありったけの知識と思考と
何より人間性によって、冷静に考え、
根拠や理由というものについて
深めてゆく作業は、誰にとっても、大切だと思います。
 
 
「理念・断片」に書いたこと:
根源的な疑問として・・・
原子力という桁外れのエネルギーが、はたして
過ちを常とする人間の手に負えるのか。(私は否定的です)
 
放射能のもたらす被害は
時間的にも空間的にも限定できない。
 
空間的に・・・は、ゴーストのようなものであること
((後述、および今まで書いてきたこと)参照)
時間的に・・・は、半減期の問題もありますし、
どこまで安全でどこから有害かという限界や、
子孫に与える影響も、
未だはっきり解明されていない。
 
例えば飛行機事故は大きな被害をもたらしますが、
それでも、その被害は飛行機に乗っている人々と
飛行機が落ちる地域に限定されるものです。
したがって事故の頻発する車より安全だ
という見解も、ある程度、説得力を持ちます。
 
震災も地震と津波だけなら、時間はかかりますが、
いずれ復旧・復興するでしょう。
さらなる安全対策が問題となってくる
という理解が可能ではあります。
 
しかし原発事故・放射能漏れは、違うと思う。
 
 
「放射性セシウムの半減期は30年」について
「放射性セシウムは100日で体外に排出されるから(心配ない)」
という説明に対して
 
体外に排出されても放射性物質であることに変わりはないので
次は体外被曝になり、さらに、
再摂取されれば再び体内被曝になるのではないか。
やはり半減期30年は軽視できることではありません。
 
 
「今回は想定外だったから(原発事故が起きた)」
という言い訳に対して
 
阪神・淡路の大震災もそうでしたが、
大災害というものは、たいてい想定外で起こってくるものです。
むしろ「災害は想定が可能」「想定内なら安心」
という考えが間違っているのではないか。
 
想定外の災害でも、
もたらす被害が少ないほうを選ぶべきではないのか。
 
 
「原発の安全性をさらに高めていけばよい」
に対して
 
放射能漏れが起こらないように安全性を高めることと、
放射能漏れが起こったときの被害を最小限にすることが
含まれると思いますが、
考えられるあらゆる安全対策を実施すれば、
原発はとても高いコストになることが避けられない。
しかも、それでも、どちらも
完全ということはないのです。
 
他に方法がない場合にリスクを負ってでも・・・
ということになりますが、実際問題として
他に方法がないとは言えないでしょうから、
脱原発を目指す以外にないように思います。
(後述のコメント参照)
 
 
あるブログに書きこんだ私のコメント

隠蔽によって守られる威信はないと思います。
さらに威信とか面子とかは幻想で、守るものではなく、
信頼ということならば、
常に信頼は、壊されながら築いてゆくものだと思います。
うまく言えない・・・失礼。
2011/8/24(水) 午後 4:44[ st5402jp ]
 
放射能は、測った時と所だけ数量が分かる
というゴーストのようなものなので・・・
もし原発を維持するつもりなら、漏れたら迂闊に近づけないことは
分かっているのだから、至る所に線量計を設置して、かつ、
近づけないところに行ける大(無人重機)~小型ロボットを
用意しないといけない・・・となると、原発はとんでもなく高くつく。
しかも、それだけ用意できたとしても、事故を防ぐことにはならず、
被害をどれだけ少なくできるかということにしかならない
・・・ということで、やはり脱原発しかないような気がする。
2011/9/6(火) 午後 2:13[ st5402jp ]
 
いつになるか分からないけど、ほとぼりが冷めたころ、
「日本の原発は安全だから、あの程度の被害で済んだ」なんてことを
言い出す人たちが、また出てきそうな気がします。
 
原発推進派と核武装推進派は無関係ではないような気もして・・・
前に参加していたブログで両方に関係した人がいました。
・・・むしろ怖い思想が動かしてきたような気もするのです。
2011/9/6(火) 午後 2:20[ st5402jp ]
 
知識がないので・・・温暖化についてなのですが、
人類が人工的に発生させている熱そのものの影響ってのは
どうなんでしょう。人類が直接大気を暖めているとか・・・?
 
二酸化炭素を出さないからと宣伝されてきた原発も
結局発電の仕組みは蒸気機関だから熱は出すでしょう・・・
 
太陽光は光発電?・・・同じものかどうか知らないけれど、
私が使っている電卓には小さなパネルがついていて、電池なしなのに、
ずいぶん長いこと使えている・・・
 
熱そのものを、蒸気を経ずに、電気に変える仕組みはないのでしょうかね。
2011/9/6(火) 午後 2:01[ st5402jp ]

 
 
繰り返します。
別の、あるブログに書きこんだ私のコメント

自民党も民主党も私は
敵とも味方とも思っていませんが・・・
むしろ私にとっては、
既にご存知かもしれないが、(苦笑)
1.核武装推進派
2.改憲派
3.確率の値を以って、あるいは恣意的に、
 原発の安全性を断定的に主張し
 広めようとしている人々
4.「脳死は人の死」という前提の下に
 脳死移植を推進する人々
等々、とりあえず、以上の人々のほうが
よっぽど恐ろしいです。
甚だ不十分ながら今のところ以上です。
 
        戸田聡。不具
 
戸田聡 | URL | 2009年07月27日(Mon)08:51 [EDIT]

 
(1,2,4、については「理念・断片」参照)
 
何かを刷り込み、煽り、できれば先入観にして
当たり前のように正しいことと思わせて
少しずつ日本と世界と歴史を恣意的に
変えてゆこうとする人々がいるようです。
絶えず注意し警戒することが必要です。
 
(2011年09月24日、同日若干修正)
(2013年07月14日、半減期の間違い修正)
 
 
 
 


地獄
 
 
地獄の話を聞いたことがある
あるブログでは
たくさんの閲覧があり
賛同や共感のコメントとともに
リンクと転載依頼のコメントが寄せられたという
しかし多くのコメントの中に1つ2つ
「事実を確認しましたか」
というコメントに
少しほっとしたことを否定できない
 
殺人や事故など
悲劇は毎日のように起こっている
数が多いから地獄なのではない
いわば毎日どこかで地獄なのである
無残な死体の有様を見聞きしなければ
見過ごしてしまうような
地獄
 
自らの中にも地獄
気づくか気づかないか
こればかりは
見てしまうと
目を逸らすことが出来ない
何が自らに地獄を作ってしまうのか
自らが地獄なのか
 
地獄の中で光を見出すこと
もちろん
気安く語れることではないのだが
 
(2011年08月16日)
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言葉に尽くせないことで
この国のどこにでも同じリスクはあるけれど
他人事のように
私は感情が鈍麻していますから
  
(2011年08月24日、若干修正加筆)
 
 
 
 


  ロボットは?
 
放射能漏れで近づけない。
けれど近づかないと何も出来ない。
どうしても近づかなければ・・・
そのとき
ヒト形ロボットのアシモ君みたいなのがひょいひょいと現れ
ホースで水をぶっ掛けるわ、建屋に入って工事するわの大活躍
・・・これは漫画的なイメージに過ぎませんが・・・
 
日本はロボット技術に優れていると思っていた。
ヒト形ロボットでなくても、種々の
特殊な目的のための機能を持ったロボットが用意されていて
近づけないところへ行って作業することを期待していた。
 
見て、聞いて、触って、つまりリアルタイムで、
映して、録音して、線量と熱などを測って、
そして、冷やして、動かして、外す、繋ぐ、運ぶ、
さらに、電源供給と、その中継ロボット、等々・・・
有線・無線、他にもいっぱい用途はあるだろう。
 
しかし実際に作業したのは殆ど人間の人力だった。
(ロボットも出てきたような気もするが、
あれはアメリカ産ではなかったか・・・?)
 
日本のロボットは、人か動物に似せて作って、
癒しや娯楽のための販売目的なのだろうか。いや、
産業用ロボットという精密な作業用や力の要る作業用の
ロボット技術もあるはずだと思っていたが・・・
 
技術立国・日本は、
残念な国になってしまいました。
 
(2011年04月17日)
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残念な人になってしまった私の
震災・原発事故関連の雑感~日記です。
 
記事もコメントも書いてから後悔することが多いけれど、
できるだけ削除しないように心がけています。
私の名前「聡」=耳+総(あつめる)=「耳へ集中」ですが、
勝手に、耳+公+心=「公になったものを耳から心へ」、
または、公+恥=「公の恥?」「恥を食む(ハム)???」
 

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