ウソの国-詩と宗教:st5402jp

キリスト信仰、カルト批判、詩のようなもの、思想・理念、数学・図形、などを書いています。

タグ:事故


  ロボットは?
 
放射能漏れで近づけない。
けれど近づかないと何も出来ない。
どうしても近づかなければ・・・
そのとき
ヒト形ロボットのアシモ君みたいなのがひょいひょいと現れ
ホースで水をぶっ掛けるわ、建屋に入って工事するわの大活躍
・・・これは漫画的なイメージに過ぎませんが・・・
 
日本はロボット技術に優れていると思っていた。
ヒト形ロボットでなくても、種々の
特殊な目的のための機能を持ったロボットが用意されていて
近づけないところへ行って作業することを期待していた。
 
見て、聞いて、触って、つまりリアルタイムで、
映して、録音して、線量と熱などを測って、
そして、冷やして、動かして、外す、繋ぐ、運ぶ、
さらに、電源供給と、その中継ロボット、等々・・・
有線・無線、他にもいっぱい用途はあるだろう。
 
しかし実際に作業したのは殆ど人間の人力だった。
(ロボットも出てきたような気もするが、
あれはアメリカ産ではなかったか・・・?)
 
日本のロボットは、人か動物に似せて作って、
癒しや娯楽のための販売目的なのだろうか。いや、
産業用ロボットという精密な作業用や力の要る作業用の
ロボット技術もあるはずだと思っていたが・・・
 
技術立国・日本は、
残念な国になってしまいました。
 
(2011年04月17日)
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残念な人になってしまった私の
震災・原発事故関連の雑感~日記です。
 
記事もコメントも書いてから後悔することが多いけれど、
できるだけ削除しないように心がけています。
私の名前「聡」=耳+総(あつめる)=「耳へ集中」ですが、
勝手に、耳+公+心=「公になったものを耳から心へ」、
または、公+恥=「公の恥?」「恥を食む(ハム)???」
 


  環境問題2
 
原発には
いったん事故を起こすと
廃炉するのにも困難が伴う
ということを思い知らされる。
 
以前から
原発推進には反対で
新しい発電所を建てるなら
原発は優先順位最下位だと考えていた。
 
数値をどうやって計算したのか知らないが
事故の確率が億単位分の一という低さだから
原発は安全だという
原発推進派という人々がいるようだ。
二酸化炭素を出さないという理由も付けて・・・
 
根源的な疑問として
核という桁外れのエネルギーが
過ちを常とする人間の手に負えるのか
とも書いた。
 
空間的にも時間的にも
万一のときの被害が限定できず
人間の要素というものを考えても
確率も期待値も数値化できないと思う。
 
今回は想定外の規模の地震という状況だから
という言い訳が出来るだろうか。
災害が想定内で起こるという前提は間違っている
としか言いようがないのではないか。
自然は何度も
想定外の被害をもたらしてきたのだ。
 
今回の事故で
この先、実際
新しい原発を建てることは
反対運動で困難になるだろう。
 
前に環境問題の記事で
メカ・トロ・アグリ(カルチャー)
と書いた。
機械技術と電子技術を使った特に農業による
バイオ・エネルギーのつもりだった。
 
しかし、もし
森林を伐採しないと
アルコールが収穫できる穀物や
ディーゼルエンジンの燃料になる油が
収穫できる植物を
作れないのならば
むしろ環境問題に逆行してしまう。
 
今の時点で
原発のようなリスクもなく
化石燃料のように二酸化炭素も出さず
ほぼ恒常的に与えられ
得られるエネルギーは
化石燃料でも人工エネルギーでもなく
やはり太陽エネルギー以外にないと思われる。
 
もっと効率のよい太陽光発電だけでなく
太陽からの直接の熱から
あるいは間接的な
あらゆる熱から発電できたら
とも思う。また
さらに間接的な太陽の恵みとして
風力発電や地熱発電も考えるけれど
それらは自然エネルギーということだから
理想としては当たり前で
それで賄えれば苦労はない
という話になってしまう。
 
そうなると
もう極限まで節電して
さらには
文明の利器を使うのをやめて
原始の生活に戻るしかないのだろうか。
 
それは無理だろう・・・
という気持ちになってしまう。
 
諦めてはいけないのだろうけれど・・・
 
(2011年04月07日)
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関連記事:「もウソう・環境問題」「核の抑止力?」
 


化学も原子物理学も分からないことばかりだが、
ウィキペディア、SNS、その他のサイト、手持ちの本などで
仕入れた知識?をまとめておきたい。
間違っているかもしれないが・・・日記です。(汗)
 
原発と原爆の違い:
 
                 原発         原爆
 
放射性ウラン濃縮度     3%程度      90%以上
 
制御棒             あり         なし
 
エネルギー源      核分裂反応       核分裂反応
 
連鎖反応            あり         あり
                (ゆっくり)      (一瞬)
 
エネルギー利用    一種の蒸気機関?   爆発・殺傷・破壊
             水蒸気を発生させ
             タービンを回すことで
                 発電
 
事故            放射能漏れ        実験時の
           水素爆発・水蒸気爆発    爆発・放射能漏れ?
           炉心溶融・炉心爆発?
           原爆ほどではないが
           放射能を撒き散らす
        (例:チェルノブイリ原発事故か)
 
 
不安定核は3つの過程を経て別の原子核に変わる。
α崩壊とβ崩壊。
(放射線にはγ線もあるが、これは電磁波らしい)
そして原子核分裂(核分裂反応)。前二者と違って
反応前後の質量差があり、その分、また連鎖反応によって、
大きな(熱)エネルギーが発生する。
 
ウラン235の核分裂について:
 
ウラン235+中性子→イットリウムY+ヨウ素139+2中性子
 
ウラン235+中性子→クリプトンKr+バリウムBa+3中性子
 
など、・・・どうも一つではないらしい。
(陽子の数=原子番号、陽子+中性子=質量数、番号は質量数)
(番号の書いてない元素名も質量数の違う同位体)
 
ウラン235の核分裂で出来る原子核・元素名も幾つかあって、
大方馴染みのない元素名が並んでいるが、その中に
今回問題となっているヨウ素131やセシウム137も
含まれている。この2つも放射線を出して崩壊し、
セシウム137→バリウムに、ヨウ素131→キセノンXeに
・・・どこまで放射性物質なのか・・・
どこまでで、また、いつになったら、安定するのだろう。
 
 
ウラン235ではなく、
分裂しないウラン238が中性子を吸収し、
ウラン238+中性子→ウラン239(不安定)
  →ネプツニウムNp239+電子 (β崩壊)
ネプツニウムNp239
 →プルトニウムPu239+電子 (β崩壊)
これは上の濃縮度の差によって
原発の炉心が核爆発しない根拠かと思ったが、
どうもこの反応式は高速増殖炉に関係があるようだ。
 
プルトニウムPu239は半減期2万4000年だが、
α崩壊でウラン235に変わるらしい
・・・これは関係あるのか・・・
 
(2011年04月06日)
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震災と原発事故は、もはや東北だけでなく、
日本の経済と国民生活の問題になりそうな気がします。
報道や学者の言うことを聞いても分からなくて、
こんなこと書いても仕方ないとは思いながら・・・
PCと、参考書と、にらめっこしながら、
素人の私の脳ミソがメルトダウンしそうです。(苦・嘆)
誤解や勘違いなどあればコメントくださいませ。
 

今さらのように思うこと・・・
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  ゴースト
 
他の種類の発電施設のようにはいかない
 
エネルギーが莫大で
壊れた途端
見えない嗅げない触れない
放射能のゴースト
うっかり近づけない
だから
使えないから廃棄しよう
では済まない
 
建てるのも管理するのも廃棄するのも
ゴーストを恐れながら
 
炉心が自然に壊変して
安定した物質に変わるのを待つなら
どれだけ長くかかるだろう
それとも
炉心を冷やして
放射線量が少なくなったら
収拾できるのだろうか
 
今の事態の収拾の先の
廃棄と安定までのプランを
誰か今後の目処を語っただろうか
 
発電効率の代償として
いったん事故が起きてしまうと
時間的にも空間的にも
限定できない影響が残る
その間は避難して
被爆を避けるしかないのだろうか
 
大気も海も水も
まわっている
大地も大地の下も
動いている
 
平和利用すれば夢のエネルギーは今
ゴーストタウンの廃棄物の悪夢なのか
 
人が原子と悪戦苦闘している間も
お変わりなく
くすんだ空に太陽が笑っている
 
(2011年03月28日)
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だんだん漏れる線量が大きくなるな・・・と感じていて、
煽るつもりはないけれど、本当に
今日は暗いことしか書けませんでした。すみません。


放水が続いている。ニュースなどで聞いてみても、
相変わらず放水で減った線量の評価は難しいから、
 
日記です。
 
放水車による冷却は応急処置ということになるだろう。
いつまでも、恒常的に、
炉心に水をかけ続けるわけにはいかないだろう。
原発職員の被爆線量が案じられる。
 
外部電源の復旧の可能性は
一条の光というべきか、一縷の望みというべきか。
それで災害からの復旧ということにはならないが、
炉心の冷却を長期的に、恒常的に、
人の被爆を避けながら、続けうる可能性である。
 
線量については、相変わらず詳しくは分からないが、
例えば10μSv/hならば
10×24×365=87600μSv/年
         =87.6mSv/年
問題なのは累積線量だが、1年という区切りでは、
これから先、線量の増加がなければ
100mSv以下なら安全だという。
 
今回の事故に際して、その途中で、
安全基準を250mSv以下に引き上げた
という話は奇異な印象を覚える。
放射線の被曝線量の人体への影響が、結局は、
はっきりしていないことを示しているような気さえする。
 
マイクロシーベルト(μSv)ではなく、
ミリシーベルト(mSv)単位の線量を
被爆しているらしい原発職員の累積線量の心配と、
地域においても、どれくらいの期間、危機が続くのか
ということを併せて、
 
未曾有の危機に際して、
未曾有の予測と努力が要求されている現状で、
ともかくも現時点では一刻も早く
炉心冷却のための電源が確保されることを祈る。
 
(2011年03月20日)
 
 

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