選択
 
 
自分と同じ遺伝子を持つ子が生まれれば、
幸いだけでなく、
自分と似たような被害と加害が続くだろうに
子を持つことが良いことだと信じて疑わないのは、
よほど幸福感に満たされているのか、
自分の血が好ましいと思えるのか、
赤ちゃんが可愛いからか、
考えることより、
はるかに生存を求める遺伝子が、
自己も他者も押し潰すほどに
組み込まれているからなのだろう。
 
今生きている人が子を持たなければ
次の世代は存在しない。
誰を殺すでもなく、殺されるでもなく、
人口はゼロになるのだが、
善も悪も引き継がせて引き継いで
滅ぼし合っても、
最終的にゼロになるまで
大半の人は
子を持たない選択をしないだろう。
 
人間が滅びる前に
人間性が滅びるのかもしれない。
 
統治は数値によって行われ、
民意はショートカットの速度に導かれ、
その選択を重ねる許可のために
ヒトは自らに似せて「カミ」を作るだろう。
 
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生存しているから考えることも出来るわけですし
存在しなければ考えることも出来ないのですが、
存在しなければ考える必要もない
とも言えそうで、
 
自分が自分の家族を持ち得なかったことの
負け犬の遠吠えに過ぎないかもしれないし、
あるいは、そうでもないのかもしれない・・
 
私は壊れているのでしょう。
怒りの種を蒔くような酷いことを書いております。
一度でも誰か考えたことがあるだろうか
・・あるかもしれない・・
 
「カミ」は、
「都合よく正当化してくれる偽の神」か、
「お上(かみ)」「上様」または上下関係か、
それを示す紙、即ち、書類、命令、・・、等々の類も・・?
「子」は、血を分けた我が子、
または、後継者の比喩か・・分からなくなってきた。
 
PCの電源を入れても強制終了・・これを繰り返すのが
今日の早朝からの3時間、私の朝の運動でした。
 
ランララランラン、 ランラララン、 ランラ・・ラ
 
(2013年07月02日)