ウソの国-詩と宗教:st5402jp

キリスト信仰、カルト批判、詩のようなもの、思想・理念、数学・図形、などを書いています。

2012年05月


群れ
 
 
群れて共生し
さらに依存し合う仲好したちは
目的を共有するだけでなく
傷を共有するだけでなく
傷を舐め合うだけでなく
慰め合うだけでなく
励まし合うだけでなく
支え合うだけでなく
外の誰か何かに対して
悪口を共有していることが多く
嘲笑さえ共有していることがある
 
誰もが身も心も
調子などというものは
上がることも下がることもあるが
 
勾配の角度ではなく色に反応して
心細さを食餌としては
別のものを吐き出している
 
それが仲好しの中身なら
適応するほどの社会じゃない
生きるほどのこの世じゃない
万物の霊長たるほどの人類じゃない
 
・・期待するほどの
あの世でもあるまいに・・
 
お茶を召しませ
鼻で深呼吸して
目を閉じて
ゆっくり息を吐きながら
首と肩の力を抜きましょう
 
(2012年05月29日)
(2012年5月31日、若干加筆修正)
(2014年09月18日、若干修正)
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今までにないストレスがあり
にもかかわらず何の役にも立たない自分に
私は落胆するとともに緊張して
相当こわばっておりますので
力を抜いてリラックスするための
たぶん一種の自律訓練法のようなものかと・・
 
 
 


  「エゴ・・除染?・・近況」
 
 
前の記事で「島原大変肥後迷惑」というのを書いたのは
今まで知らなかったという単純な理由もあるのですが、何というか、・・
 
遠くの惨事よりも近くの心配・・とでもいうか、
私が最近痛感し落胆もしていることは、たとえれば、
遠くで一万人が死ぬことよりも、
近くで一人が入院して直接自分の生活に影響することのほうが
よっぽど応えるということ、言い換えれば、
遠くの爆発より、皮膚に小さい針を刺されるほうが痛い
・・前にも書きましたし、ありふれたこと、私のエゴ、自己中心・・
 
 
瓦礫にも放射能は残っているだろう。
 
(SNSに書いたこと)
 
放射性物質というのは厄介なものだと思います。
地中深く埋めてしまうか、
拡散させて薄めるしかないのでしょうか。
 
前者なら地震のときが心配。
後者なら、結局、空気や水や色々なものを介して広がってゆく。
 
放射能は「除染」つまり「汚染を除くこと」は出来ない。
いずれ何らかの経路で拡散していって、それで薄まり、
あとはそれぞれの半減期に従って線量が減ってゆくだけ・・
 
そういうエネルギーを選択すること自体が無理なのではないか
と思ってしまいます。
 
(2012年05月25日)
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近況です・・
母が腰椎圧迫骨折で入院してから5ヶ月経ちますが、
痛みが治まらず、歩行器を使わないと歩けない状態です。
整形外科での入院治療は限界ということで
介護施設への入所を検討中です。今日見学の予定。
 
母は「もう89歳、痛みで何も出来ない、このまま死にたい」と
希死念慮を会うたびに語るようになりました。
母がこんな鬱的なことを言うのは今回が初めてです。
母がそういう思いで動こうとしないことが
かえって痛みに気持ちを集中させて
心因性に痛みが増強しているみたいで
坐薬も神経ブロックも効かないという話でした。
 
母にそんなことを言われると元々鬱の私のほうも気が滅入る。
鬱の程度にもよるでしょうが、
死にたがり屋は死にたがり屋に同情するゆとりがない
・・ここにもエゴが・・親不孝につながっている・・。
 
私は、母の実家に住民票を移し、
若い頃に母を受取人にして掛けた生命保険も
今となってはあまり意味がないし、
払戻金が幾らかもらえるようなので解約するつもりです。
 
市役所に銀行に保険会社にと、
昔は普通に出来た手続き関係が、
鬱と年のせいもあるのかもしれません、
億劫で、なかなか、はかどらない・・
 
治療中心の病院から生活重視の介護施設に移ることで、
話し相手でも見つかって気が紛れれば
むしろそのほうが良いのかもしれない
・・今はそれだけが、かすかな期待・・
 
イメージ 1
2003年、父の一周忌の墓参りのときの写真です。
表情が好くて、まだ元気で、
母の写真の中でいちばん気に入っています。
 
 
 

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