心得
まずキリスト者は神に仕えているからといって
ふつうの人つまり非信仰者より自分を上に置いてはならない
あれほど栄えた王たちも今は過ぎ去って跡形もない
などということを言う人は
地上で与えられなかった権威を天で与えられる
という怨念の成就に酔っている人だ
こういう人に仮に政治的権威を与えたら
どれだけ残酷な裁きを実行するか分からない
過ぎ去って跡形もないのは
貧しきも富めるも有能も無能も皆同じだ
神に近づいた、または、神に近づける、
と思ってはならない
こういう人は自分を他者より上に置きたい人だ
神は絶対で、神と人との格差も絶対なのだから
神と人の上下と主従の関係は変わることがない
神の御心を学べば近づけるという発想は
神と人を何かの量の違いと勘違いしている
神(=創造主)と人(=被造物)
という絶対的違いを忘れてはならない
キリスト教の立場から政治的見解は生まれない
聖書至上主義から政策は導けない
信仰は魂の救いであって政治理念にはなり得ない
聖書は魂の救いのために書かれており
あらゆる問題に対応する万能マニュアルではない
政治に宗教を持ち込むと悲惨しか生まれない
という歴史と現実を学ぶべきである
宗教的確信と政治思想が一つになる国は
惨劇が絶えないだろう
あらゆる決断が絶対になり有無の戦に結び付くからだ
宗教の恵みに浮かれる前に宗教の怖さを知るべきである
まことに宗教人の自己満足と万能感は
身の毛のよだつ代物である
まるで自らの不遇の復讐を志しているかのようだ
宗教の恵みを享受したいなら
神の前に
神を待ち望む一人の人間以上ではない
という強い自覚が必要である
人間の温度を忘れたところには冷血の破壊が広がり
人間の涙を忘れたところには血の海が広がるだろう
(2015年07月27日)
こういう人は自分を他者より上に置きたい人だ
神は絶対で、神と人との格差も絶対なのだから
神と人の上下と主従の関係は変わることがない
神の御心を学べば近づけるという発想は
神と人を何かの量の違いと勘違いしている
神(=創造主)と人(=被造物)
という絶対的違いを忘れてはならない
キリスト教の立場から政治的見解は生まれない
聖書至上主義から政策は導けない
信仰は魂の救いであって政治理念にはなり得ない
聖書は魂の救いのために書かれており
あらゆる問題に対応する万能マニュアルではない
政治に宗教を持ち込むと悲惨しか生まれない
という歴史と現実を学ぶべきである
宗教的確信と政治思想が一つになる国は
惨劇が絶えないだろう
あらゆる決断が絶対になり有無の戦に結び付くからだ
宗教の恵みに浮かれる前に宗教の怖さを知るべきである
まことに宗教人の自己満足と万能感は
身の毛のよだつ代物である
まるで自らの不遇の復讐を志しているかのようだ
宗教の恵みを享受したいなら
神の前に
神を待ち望む一人の人間以上ではない
という強い自覚が必要である
人間の温度を忘れたところには冷血の破壊が広がり
人間の涙を忘れたところには血の海が広がるだろう
(2015年07月27日)
(2015年07月29日、一部修正)